私のおうえんフェス~花田睦子さん~

私と同じようにゆるい感じで参加している人もいるかもしれない…と思い書くことにしました。だって応援フェスに関して私は何もお仕事らしきことをしていないのです。
この応援フェス継続のためにたくさんの人が時間を使ってくださっていると思います。
あらためて ありがとうございます。

私が参加したきっかけは「大 恩送りフェスタ」です。
「恩送り」という概念が私の中にあるようになったのは知人との20年前の会話からでした。
彼女はベトナムから何人かの学生を家に住まわせ、学費を援助し大学を卒業させていました。そして、彼女はその学生たちに言ったそうです。
「私に返さないでいいから、誰かに何かに返しなさい。」と。
それでも彼らの中で、卒業後にお金を貯めて返しに来た人もいたそうです。
彼女はその気持ちだけを受け取るため数百万の中の一万円だけ貰ったそうです。
きっと 彼らは日本社会でまた自国で、活躍し誰かに何かを返していくことと思います。

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そんなこんなで私の中ではこのような企画 そんな世の中待ってましたとばかりに「恩送りフェスタ」に申し込んだのでした。ただ一人のお客として…。
それが「応援フェス」につながりました。

そして、人手が足りないという投稿をまにうけて当日運営に参加することにしたのでした。
当日は会場案内のほうに割り振られましたが、開場には 時間があったためチラシのお手伝いなどもしました。
今回は初めてのイベントでしたし、当日は何をすればいいのかわからないまま参加してる人が私の他にもたくさんいて、すぐに雑談になったりしました。
結構遠くからこのイベントに参加するために来ている人がいたり、いろんな経歴の人がいたり、もちろん学生さんもたくさんいてチラシを織り込みながらの話が楽しかったです。
自分の息子もこんなふうに育ってくれたらいいなぁと思うような若いひとたちがたくさん
いました。


今ここで知り合ったひと、聞いた話がすぐには何かにつながらなくても、この経験やたわいもない話の中にまだまだ自分の知らない自分の種があるかもしれないと思いますよ〜と誰かに伝えてたいです。

人との出会いは深い!


とはいえこんな楽しそうな企画があっても参加するには場違いかな…と躊躇しがちでした。
今までは……。
でも今回なんとなく、どんな人でもコンセプトに共感できる人なら入ってもいいよ的な感じがあったように感じます。
そのように企画して下さったのだと思います。

結果、私は出かけていくことを難しく考えないようになりました。
若い人がいるイベントでも一緒に楽しめるようになりました。
あれっ…応援するために行って、なんか結局はもらいものばかりしています。


そしてきのう、私にとってはびっくりすることがおこりました。
20年間 わたしが尊敬している人、ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行を創設した
ムハマド ユヌスさんの講演に行き、なんと握手もしてもらえたのです。
失礼を承知で言わせていただければ、神々しすぎない、人間味溢れる愛の人。その人を至近距離で感じることができました。講演に来ていた大学生との雑談もまた楽しかったです。
学生さんにムハマド ユヌス本を送る約束をして住所を交換しました。


彼の講演の中にあったことで印象に残ったこと
自分のためや家族のために、もちろん生きていい…と。
ただそれらが成長したら社会を良くすることに自分の時間とエネルギーを使いなさい…と。

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「恩送り」や「応援フェス」と通じる道のような気がします。
人って、たぶんその方が幸せなんでしょうね。

 


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